ストレスの発端 1 ~自分に対処できると思うか否か
日々の生活でストレスがたまりますが、ストレスにも発端があるのです。それを「ストレッサー」といいます。ストレッサーの対処の仕方を誤るとストレスがより大きいものに変わります。
今回はストレスをためやすい人・そうでない人の違いをご紹介します。
認知的評価の観点からストレス理論を提唱したR・Sラザルスは心理的ストレスは、ストレスの起因とその認知のしかたに関係があるとを提唱しました。
人は周りからの要請(願い)とそれに対処する自己能力が足りないと判断した場合にストレスを感じると言うのです。
さらに自分に対処できる能力があると思うか否かでストレスレベルが違ってくることが分かっています。
具体例
ストレスをためる人
仕事のミスで怒られる⇨「自分はなんてダメなんだ(自分には出来ない)」⇨一人で抱え込む=ストレスが発散できない
ストレスをためない人
仕事のミスで怒られる⇨「何事も経験だ(次に生かせる)」⇨誰かに相談する=ストレスを上手く力に変える
このようにストレスに対する認知のちがいでストレスをためるのか力にかえるのか、認知によって異なります。次回はストレスがたまらない考え方や方法をご紹介します。
ストレスがたまりやすいなと思っているひとは、1度考え方を変えて見て下さい。では行動開始です。